電力 のバックアップ(No.11)


電力 Edit

現代に無くてはならないもの。上下水道と共に道路地下にデフォルトでケーブルが併設されている。

電圧の概念があり、発電所から離れている場所の電圧不足により十分に電気を使えないという状態が発生する。

新たな発電所を遠方に建てるか、送電線(大)を地下に通して引っ張ってきて、変電所を建てよう。

マップの気温次第で使用料が増減し、空調等の需要の増える夏場・冬場は消費電力量が増加する。

 

水道と同じくサービス料を0%にして無料化すると幸福度が大幅に上昇、商業、産業、オフィスの効率が大きく増加、税収アップに繋がる。

ただし水道よりも単価が高く、無料化すると意外と財政への負担が大きくなる。人口がある程度増えて経営状態が安定してから実行しよう。

 

・送電線 Edit

種類鉄塔サイズ
[m×m]
鉄塔間の最大延長
[m]
費用
[/km]
維持費
[/km/月]
電力容量
[MW]
送電ジャンル
送電線(小)8×888¢250¢080低電圧
送電線(大)24×24168¢1,250¢125400高電圧
 

最初から開放されている。

都市内外に送電するためのツール。今作では、デフォルトで地中に埋設出来る
ネットワーク扱いであるが、曲線はある程度の間隔で直線に折れ目をつけて疑似的に曲線を再現している。

・送電線(小) Edit

 特定の場所同士をつなぐケーブル、低電圧の送電を行える。

いわゆる電柱。

今作の電力道路を介して送られるため基本的には立てる必要はないが、近距離の道路が繋がってないけれど電気は通したい場所に作るのが主な使い方。

電気の通っている道路や発電所・変電所などに接続されていなければ意味をなさない。

地上でのデフォルトの高さは0mだが、10mに変更することでより高い電線にすることが可能。

・送電線(大) Edit

発電所と変電所をつなぐ大きなケーブルで高電圧の送電を行える。

高圧送電線。道路や電柱などでは距離が遠すぎて電圧を維持できない箇所に送電するための鉄塔。

この送電線から直接道路や施設に送電することは出来ず、間に変電所を介して低電圧にする必要がある。発電所やごみ焼却炉の送電線に接続する。

また、地域外への売電もこの送電線を使って行う。接続すれば余剰分を勝手に売り払って不足分を勝手に補ってくれるようになる。

 

・変電所 Edit

種類サイズ
[m×m]
費用維持費
[/月]
容量
[MW]
送電線接続数汚染・公害
高電圧低電圧水質大気騒音
変電所48×56¢30,000¢6,0008011××
発電所から送られてくる高電圧の電流を、建物で使用する低電圧の電流に変換する。

最初から開放されている。

その名の通り送電線(大)で送られてきた高電圧の電流を道路や建物で使えるように低電圧に変換する施設。

送電線(大)で流れる電流はこの施設がないと都市では使えない。発電所から遠すぎて届かない場所の中心に置くのが良いだろう。

都市内での電圧の概念が存在するので、発電所からあまりにも遠い地域は電圧に関する苦情が発生する。

都市外から接続されている送電線(大)に繋げることで電力を購入する事も出来る。
維持費・人口が少ないと電力消費量が少ない故に電気購入費用も安く済むので、序盤は他の発電施設を建設するよりもコレ一つで凌いだ方が安く済む。

ただし、電力サービスの赤字につながるため、発電設備を建てない内に複数機設置しないようにすること。

・緊急バッテリーステーション Edit

種類サイズ
[m×m]
費用維持費
[/月]
電力生産
[MW]
バッテリー貨物貯蔵容量
[t]
送電線接続数汚染・公害
出力
[MW]
容量
[MWh]
高電圧低電圧水質大気騒音
緊急バッテリーステーション168×72¢150,000¢50,0000200500011××
アップグレード設備追加蓄電池(1機限定)¢75,000¢7,50001002500(既存のみ)(既存のみ)××
燃料発電所40×32¢24,000¢17,000
~¢29,500
?--1
(石油)
(既存のみ)(既存のみ)××

開放するために必要なXPは1。

発電所ではなく蓄電池。この建物自体に発電能力はないので注意。一応、アップグレードで燃料発電所を導入すると、わずかに発電させられる。

ソーラーパネルは昼間しか、風力発電は風が吹いているときしか発電できないため、発電できない時間帯はこのバッテリーに蓄えた電力を放出して賄うことになる。

何故か騒音が結構発生するためやはり住宅からは離した方が良いだろう。再生可能エネルギーの発電所だけで都市を維持しようとするならば必須の施設と言える。

 

・各種発電設備 Edit

種類サイズ
[m×m]
費用維持費
[/月]
電力生産
[MW]
バッテリー貨物貯蔵容量
[t]
送電線接続数汚染・公害
出力
[MW]
容量
[MWh]
高電圧低電圧水質大気騒音
小型石炭発電所96×136¢100,000¢10,000
~¢70,000
20--20
(石炭)
12
ガス発電所216×304¢650,000¢600,000
~¢625,000
250--15
(石油)
12
石炭火力発電所400×320¢1,000,000¢150,000
~¢600,000
300--500
(石炭)
12
原子力発電所576×328¢5,000,000¢1,000,000750--032××
風力タービン24×24¢25,000¢15,000≤5--001××
地熱発電所360×280¢750,000¢300,000≤150--012
水力発電所L×48≥¢1,575,000¢100,000≤20,000--02(道路)××
太陽光発電所288×552¢1,500,000¢300,000≤2005050012××

・小型石炭発電所 Edit

石炭を燃やして発電する一般的な発電所。低コストだが汚染問題の大きな原因となる。

最初から開放されている。

伝統の石炭発電所。今作では小型と大型が有りこちらは小型タイプ。小型と言えど発電量は人口2万人程度の都市なら余裕で賄えるがその程度なら変電所で済ませた方が安い。

貨物貯蔵量とはいわゆる燃料の石炭の貯蓄のこと。通常は都市外から輸入されてここに貯蔵される。都市内に石炭鉱山があればそこから搬入するため輸入費用が抑えられたりする。

低コストで大電力を発電するが、その分汚染は酷く、住宅から離すのはもちろん、大気汚染の広がりを予測して風向きにも気をつけて配置しなければ悲惨なことになるだろう。

・ガス発電所 Edit

石油化学製品を燃料とする発電所。石炭発電所より大きく高効率で、汚染もわずかに少ない。
建設費と維持費は低コストだが、維持費は化石燃料の価格に左右される。
追加タービン、拡張燃料タンク、廃棄フィルタ、高度加熱炉のアップグレードが可能。

開放するための必要XPは2。

石炭より大電力を発電できる発電所。「維持費と建設費は低コスト」と描かれているが、それは出力比での話であり、序盤中盤のまだ電力需要が石炭1~2で賄える程度の都市だとその高額な維持費であっという間に財政難に陥れてくる罠である。
追加タービンは罠。。維持費約1.6倍に対し発電量が1.4倍と低い。

マップ内に石油資源を掘れる場所があるのであれば、Lv8以降解禁される石油採掘施設により燃料を自前で確保出来るようなり、石油化学製品に掛かるコストが減る。

枯渇すると輸入に頼るしか無くなるが、よほど小さな油田でもなければ枯渇するまでかなりの時間が掛かるため、枯れる頃までに原発へ乗り換えれば済む。
高学歴要求人数が結構多いため、発電効率100%にするのがやや大変、加えてデフォルトの維持費がかなり高額なため、石油を確保出来なければ電力売却による利益は出辛い。

・石炭火力発電所 Edit

石炭を燃やして発電する一般的な発電所。建設と管理にかかるコストはかなり安価だが、汚染問題の大きな原因となる。
追加タービン、拡張石炭貯蔵庫、排気フィルター、高度加熱炉のアップグレードが可能。

開放するための必要XPは4で、ガス発電所の開放が必須。

大きい方の石炭発電所。汚染を気にしないのであればガスよりこっちの方を使うことが多いだろう。

無論住宅からは離すべきで、さり気なく汚染や騒音が大きくなってるので今までよりより一層離したところに設置し、送電線(大)で都市へ電力を供給するのが良いだろう。

従業員に高学歴を要求しないというのも序盤ではありがたく、簡単に高効率まで持っていきやすい。

・原子力発電所 Edit

開放するための必要XPは8で、石炭火力発電所の開放が必須。

いわゆる原発。現実では放射性廃棄物やら事故リスクなどがあるが、前作に引き続き事故の心配もなければ放射性廃棄物も無い。一体どうやってるのか…。

凄まじい量の水を使用するため、高度な取水施設が無いと都市内の水道がしぬ。
高出力が約束されてるかのうような書き方であるが、実際は高学歴の労働者がそれなりな量必要で、100%の効率で稼働させるのは意外に大変。建設費用も高額なのでかなりの大都市でないと生かすのは至難の業だろう。

・風力タービン Edit

最初から開放されている。

いわゆる風車。環境に優しいクリーンなエネルギーとして世界中で建てられている。

しかし、説明文にもあるとおり発電量は天候に左右され、また設置場所でも風の強弱によって発電量がコロコロ変わってしまう。

比較的安価で大気汚染も発生させないが、不安定で発電量も少ない。というか維持費の割に発電量がゴミすぎて序盤で建てると財政を大きく圧迫する。

都市の主要発電にするのは止めたほうがいいいだろう。また、騒音公害がそれなりに大きく、住宅の近くには設置しないほうが無難だ。

一応、前作と異なり水上に建てることが可能になった。

・地熱発電所 Edit

地下深くから引き出された熱で電気を生成するため、この発電所には燃料供給は不要。
ただし、建設費と維持費はいくばくか高額になり、稼働中は温室効果ガスが漏れるため、汚染が発生してしまう。
追加タービン、より高効率な発電プロセスである高電圧変電所のアップグレードが可能。

開放するための必要XPは2で、緊急バッテリーステーションの開放が必須。

再生可能エネルギー発電のなかでは結構高効率な発電所。しかし石炭などと同じく汚染が発生してしまう上、地下水がある場所にしか設置できない。
序盤でマップ外からの高学歴人材が引越してくるor通勤してくれるというガチャに勝つ必要はあるが、有効な発電所。

維持費の割に発電量が多く、余った電力を都市外へ販売することで大きな利益が上げられ、都市の財政状況を大きくプラスに傾けてくれる。

・水力発電所 Edit

川をまたぐダム。水流でタービンを回し電気を生産する。高度タービンのアップグレードが可能。

開放するための必要XPは2で、緊急バッテリーステーションの開放が必須。

川をせき止めてダムをつくってそこで発電する。高電圧での出力限定なので送電線(大)と変電所が必要。水量と落差で発電量が決まる。ちょっとした川程度だと大して発電できないのでできる限り大きく作るのが吉。

費用については長さにより高価になる。

前作同様、ダム上から道路を引っ張ることが可能。

+  仕様の穴をついた超発電所作成

構築を失敗するとマップ全体が水に沈むので事前セーブ推奨。
このゲーム、水源と同じ高さまでしか水位が上昇しないという制約が存在する。
逆に言えば水源の高さを上げれば水位が上昇させられる=落差を作り出せる。
河川の始まり部分等がとても分かりやすいが、水の湧き出てくるポイントが存在するので、その部分を地形ツールで持ち上げ川を作り、水力発電所を作る。
大河、湖、海しかないようなマップも何処かに水源があるので探してみよう。


なお高圧線の接続場所が2箇所のみ、高圧線1経路の最大容量が400MWであるため、アプデやMODで高圧線接続場所が増えない限り、800W以上の発電量を稼ぐ意味は特に無い。

・太陽光発電所 Edit

開放するための必要XPは4で、緊急バッテリーステーションの開放が必須。

ソーラーパネル。天候依存なため出力は不安定ではあるが汚染も騒音以外発生しない。施設自体がかなり大きいが風向きを気にしなくていいので使いやすい部類。

最大生産量に対してバッテリー容量が不足してるため緊急バッテリーステーションは必須と言える。